保命水

 「保命水」は、付近の「海禅寺」の境内に湧く水を、明治14年に柳町の人々が木管を繋ぎ、200メートルほど引き、今で言う簡易水道として利用されました。海禅寺本堂の前には手水舎(ちょうずや)があり、ここの水は太郎山からの伏流水であるとされています。
 「海禅寺」は、元は海野郷にあった「開善寺」を真田昌幸が上田城下に移して改称し、上田城の鬼門守護としました。上田へ移した時点では「開善寺」でしたが、真田信之が松代へ移封となった後に同名の寺が松代にあったことから「海禅寺」と改称したともいわれています。

水質評価

カルシウムイオン 19mg/L
マグネシウムイオン 9.7mg/L
ナトリウムイオン 21mg/L
カリウムイオン 2.4mg/L
炭酸水素イオン 19mg/L
塩化物イオン 28mg/L
硫酸イオン 60mg/L
炭酸イオン 0mg/L
溶性ケイ酸 29mg/L
硝酸性窒素 5.2mg/L
亜硝酸性窒素 0mg/L
有機物 0.3mg/L
蒸発残留物 243mg/L
硬度 88mg/L
臭気強度 0
0mg/L
マンガン 0mg/L
電気伝導率 30mS/m
pH 5.8
色度 0度
濁度 0度


おいしい水総合評価   

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備考

水質評価にあたり、細菌類は評価対象にないため飲用の適否については判定しておりません。



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